【保存版】AIに仕事奪われない税理士の3つの技
正直に言います。税理士の仕事の60%は、もうAIに置き換えられるリスクがあるそうです。
税理士市場1兆円のうち、ルーティン業務にあたる約6,000億円分がAI代替の対象になるという2026年の予測を見たとき、さすがに手が止まりました。
でも、私はこの半年で「奪われる側」から「使いこなす側」に変わり始めています。今日はその変化の記録を、正直に書いてみます。
【Before】毎月80時間、同じ作業を繰り返していた頃の私
半年前の私は、記帳代行と申告書作成に毎月80時間以上を費やしていました。領収書の仕訳、数字の突き合わせ、申告書のチェック。正確さが求められる仕事だけど、正直「これ、私じゃなくてもできるよな」とずっと思っていたんです。
そんなとき、Xで見かけた投稿にドキッとしました。PwCがAI導入で採用を削減しているという話。「作業型税理士は淘汰される、相談型が生き残る」という意見もバズっていて、いいねが200以上ついていました。
自分はどっち側なんだろう。考えるのが怖くて、しばらく見て見ぬふりをしていました。
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【転機】後輩の一言で目が覚めた
転機は、事務所の後輩がfreee会計のAI自動仕訳を使いこなしているのを見たときでした。
領収書をスマホで撮るだけで、OCRが読み取って仕訳まで自動生成。私が手入力で30分かけていた作業を、後輩は5分で終わらせていたんです。
「ひなこさん、まだ手で打ってるんですか?」って悪気なく聞かれて、笑えなかったですね(笑)
その日の夜、freeeの設定を調べ始めたのが、私のAI活用のスタートでした。
【After】3つの技を身につけて、月30時間を取り戻した
ここからは、半年かけて私が実際に身につけた3つの技を具体的にシェアします。結果として、毎月の定型業務が約30時間短縮されました。
技①:記帳・仕訳はAIに任せて「検証者」になる
まずやったのは、freee会計とマネーフォワードクラウドのAI自動仕訳機能をフル活用すること。領収書のOCR読み取り精度は99%近くまで上がっていて、手入力する場面がほぼなくなりました。
ポイントは、AIに「作業」をさせて、自分は「検証」に回ること。Xでバズっていた税理士さんの投稿にもあったんですが、AIだけで申告書を出すと根拠が不足するケースがあるんです。だからこそ、最終チェックを人間がやる価値が残っています。
私の場合、仕訳入力にかかっていた月20時間が、検証だけなら月5時間に。これだけで15時間浮きました!
技②:Claudeで税法リサーチを爆速化する
2つ目は、税法の調べ物にClaude(月額3,000円のProプラン)を使い始めたこと。
以前は税制改正のたびに国税庁のサイトを何十ページも読み込んで、該当する条文を探していました。これが本当に時間がかかる。1件の相談準備に2時間かかることもありました。
今は、Claudeに「〇〇の場合に適用される控除を、根拠条文つきで教えて」とプロンプトを投げます。もちろんAIの回答をそのまま使うのは危険なので、出てきた条文番号を自分で確認するステップは必ず入れています。
具体的なプロンプト例はこんな感じです👀
「個人事業主が自宅の一部を事務所として使用している場合の、家事按分の計算方法と根拠となる所得税法の条文を教えてください。具体的な計算例も含めてください。」
この「条文つきで」「計算例も」と指定するのがコツ。曖昧な回答が減って、検証もしやすくなります。リサーチ時間は1件あたり2時間から30分に短縮できました。
技③:空いた時間で「相談型」のスキルを磨く
3つ目が一番大事かもしれません。AIで浮いた時間を、経営相談やキャッシュフロー分析に充てること。
Xで話題になっていた「士業AI耐性ランキング」で、税理士は3位。最終判断や対人の調整力が代替しにくいという評価でした。つまり、AIにできない部分にシフトすれば、むしろ価値が上がるということです。
私は最近、Microsoft Copilotを使ってExcel上で財務データのビジュアル分析レポートを自動生成し、それをもとに顧客との面談資料を作っています。数字の羅列ではなく、「だからこうしたほうがいいですよ」という提案ができるようになったことで、顧問先からの相談が増えました。
EYの2025年調査では、税務部門の70%がAIを業務に統合し始めているそうです。この流れは止まりません。でも、AIを使う「側」に回れば、怖さは確実に減ります。
【学び】AIに奪われるんじゃなくて、AIで自分を取り戻す
半年前、私は「AIに仕事を奪われる」と本気で怯えていました。
でも実際にやってみると、奪われたのは「やりたくなかった作業」のほうでした。月30時間の余白ができて、その時間で顧客と向き合える。これって、本来やりたかった仕事そのものなんですよね。
再現できるポイントをまとめると、こうなります。
- まず1つだけツールを入れる(freeeかマネーフォワードの自動仕訳がおすすめ)
- AIの出力は必ず自分で検証する(ここが税理士の価値)
- 浮いた時間を「人にしかできない仕事」に使う(相談、提案、判断)
「士業AI【税務】」という税理士向けの相談AIも2025年にリリースされていて、公的情報をベースにした税務Q&Aを自動生成してくれます。無料トライアルもあるので、まずは触ってみるのがいいかもしれません。
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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた、次のnoteでお会いしましょう💁🏻♀️