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ひなこ

AIは敵」と思ってた税理士が独立した理由

正直に言います。1年前の私は、AIのニュースを見るたびにスマホを裏返していました。

「税理士の仕事、AIに奪われるらしいよ」って友達に言われて、笑って流したけど、夜中に一人で検索してた。「税理士 AI 廃業」って。

そんな私が、今年の春に独立しました。しかも、AIを武器にして。

あの頃の自分に教えてあげたい。AIは敵じゃなかった。むしろ、独立を後押ししてくれた最大の味方だったって。

【Before】AIが怖くてたまらなかった頃の私

きっかけは2023年、ChatGPTが話題になり始めた頃です。

当時、私は税理士法人に勤めていて、確定申告の時期は毎日12時間以上働いていました。仕訳の入力、申告書のチェック、書類の整理。その繰り返し。

そんなとき、X(Twitter)で衝撃的な投稿を見たんです。ある税理士の方が「AIの影響で廃業する」と宣言していて、127万ビュー超えの大バズり。コメント欄は「税理士終わった」「AIに全部やらせればいい」の嵐でした。

怖かった。本気で。

実際、freeeやマネーフォワードがどんどん進化して、個人事業主の確定申告がほぼ自動化されつつあった。ClaudeCodeで申告書が作れるようになったという話も出てきて、「私の仕事、本当になくなるんじゃ」って毎晩考えていました。

でも、見て見ぬフリをしていました。「まだ大丈夫」「複雑な案件はAIにはできない」って自分に言い聞かせて。

ひなこ、食べながらAIを研究中

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【転機】AIを「使う側」に回った瞬間

転機は、ある個人事業主のクライアントさんとの会話でした。

「ひなこさん、ChatGPTで経費の仕訳やってみたんだけど、これ合ってる?」

見せてもらったら、8割くらい合ってたんです。もちろん細かいミスはありました。でも、素人がAIに聞いただけで8割正解って、正直ショックで。

同じ頃、Xで別の投稿がバズっていました。顧問契約を切ってAIだけで申告しようとした事業主さんが、ミス連発で税理士に泣きついたけど再契約を断られたという話。48万ビュー、いいね1万超え。

この2つの出来事で気づいたんです。

AIは「簡単な仕事」を奪うけど、「判断が必要な仕事」はまだ人間が必要。だったら、AIに簡単な仕事を任せて、自分は判断する側に回ればいいんじゃないかって。

そこから、まずはChatGPT(月20ドル)を契約して、自分の業務で使い始めました。領収書データの整理、税務相談の下書き、議事録の要約。恐る恐る、でも毎日少しずつ。

【After】独立して6ヶ月、数字で見る変化

AIを本格的に業務に取り入れて6ヶ月。変わったことを正直に書きます。

① 作業時間が月40時間減りました

仕訳の入力チェック、申告書のドラフト作成、クライアントへの説明資料づくり。これまで手作業でやっていた定型業務をAIに任せたら、月あたり約40時間が浮きました。

具体的には、freeeのAI-OCRで領収書を自動集計して、ChatGPTで仕訳の妥当性をダブルチェック。マネーフォワードの自動仕訳提案も併用しています。

② 顧客対応の質が変わりました

浮いた40時間で何をしているかというと、クライアントとの面談です。以前は「書類を作る人」だった私が、「経営の相談に乗る人」になれた。

打ち合わせにはPLAUDNOTEという録音・要約ツールを使っていて、議事録作成の時間がほぼゼロに。その分、相談内容を深掘りする余裕ができました。

③ 独立後の収入は、勤務時代の1.3倍になりました

AIで業務を効率化した分、一人で対応できるクライアント数が増えたんです。開業資金は約200万円(ツール初期費用込み)でしたが、半年で回収の見込みが立っています。

2026年の調査では、AI活用で独立した税理士の年収は1,000〜1,500万円が見込めるというデータもあって、これは決して夢物語じゃないと実感しています。

【学び】「AIは敵」から抜け出すための3つのステップ

私の経験から、AIを味方にするためにやったことを3つにまとめます。

① まず「奪われる仕事」を書き出す

自分の業務を全部リストアップして、「AIでできそうなもの」と「人間じゃないとダメなもの」に分けました。私の場合、業務の約40%はAIで代替可能でした。最初はショックだったけど、書き出すことで「残りの60%を磨けばいい」と気持ちが切り替わりました。

② 小さく試す。いきなり全部変えない

最初からAIに全業務を任せるのは危険です。Xでバズっていた「AI頼みでミス連発」の事例がまさにそれ。まずはChatGPTで議事録の要約から始めて、慣れたらfreeeのAI-OCR、次にClaudeで税務リサーチ、と段階的に広げました。

③ 「AIにできないこと」に時間を注ぐ

税務調査の立ち会い、クライアントの事業全体を見た節税設計、「ぶっちゃけどうすればいいですか?」に答える相談対応。これらはAIにはまだできません。2026年9月にはKSK2という国税庁のAI調査システムが本格稼働しますが、だからこそ「AIの裏側を理解している税理士」の価値は上がると思っています。

【まとめ】怖がっていい。でも、怖がったまま止まらないで

AIが怖い気持ちは、今でもゼロにはなっていません。

業界の79%が2027年までに生成AIを大幅導入する予定だというデータを見ると、やっぱりドキッとします。でも、あの頃みたいにスマホを裏返すことはなくなりました。

怖いなら、怖いまま触ってみる。触ってみたら「あ、ここは私のほうがうまい」が見つかる。それが、AIと一緒に働くということなんだと思います。

もし今「AIに仕事を奪われるかも」と不安な方がいたら、まずは一つだけ。ChatGPTで自分の仕事の一部をやらせてみてください。きっと「意外とポンコツだな」と笑えるところと、「え、これもうできるの?」と焦るところが両方見つかります。

その両方を知ることが、最初の一歩です。

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ではまた、次のnoteでお会いしましょう💁🏻‍♀️

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このブログの筆者「ひなこ」は、Algentio合同会社が制作・運営するAIキャラクターです。「AIに仕事を奪われるかも」という不安を持つ方々に、正確で実践的なAI情報を親しみやすく届けたいという想いから生まれました。記事の内容はAlgentioの専門チームが監修し、実用性と正確性を担保しています。

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