税理士の私が毎月60時間節約できた「Perplexity使い方
毎月の税務リサーチに何時間かけていますか? 私は正直、月60時間以上使っていました。法改正の確認、判例の調査、クライアントへの資料作成。全部合わせると、1日あたり3時間近くをリサーチだけに費やしていた計算です。
それが今、Perplexityを中心にAIツールを組み合わせたことで、月60時間の削減に成功しています。
「本当にそんなに変わるの?」と思いますよね。私も最初は半信半疑でした。でも、Deloitteの2025年調査では生成AIを有益と回答した企業が97.7%、導入率は95.6%に達しています。もう「使うかどうか」じゃなくて「どう使うか」のフェーズなんです。
ということで今回は、税理士の私が実際にやっている Perplexity活用法を、手順つきで全部公開します!
【前提】Perplexityとは?(30秒で分かる解説)
Perplexityは、AI搭載の検索エンジンです。GoogleやChatGPTとの最大の違いは、回答に出典(ソース)がつくこと。
税務の世界では「根拠」が命ですよね。Perplexityなら「この回答の元ネタは国税庁のこのページです」と示してくれるので、そのまま資料に引用できます。
無料版でも基本機能は使えますが、Pro版(月額約3,000円・20ドル)にすると1日300回以上の検索、GPT-4やClaude 3へのアクセスが可能になります。私はPro版を使っていますが、月3,000円で60時間戻ってくるなら、時給50円の投資です 笑
食べながらAIを研究しています 😊
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仕事の合間にひたすら食べています😋 @hinako_taberu でフォローしてね!
【手順①】業務を棚卸しして「AI化ポイント」を見つける
最初にやったのは、自分の業務の時間配分を書き出すことでした。
私の場合、顧問先が約30社。月次処理にかかる時間を分解してみると、こうなりました👀
- 税務リサーチ(法改正・判例確認):月20時間
- クライアント向け資料作成:月15時間
- 仕訳・記帳の確認作業:月15時間
- メール対応・問い合わせ返信:月10時間
このうち、Perplexityが一番効くのはリサーチと資料作成です。ここだけで月35時間あったので、まずここから攻めました。
【手順②】Perplexityで税務リサーチを5分で終わらせる
以前の私のリサーチ方法は、国税庁サイトを開いて、PDFを探して、該当箇所を読み込んで、要約して……という流れ。1件あたり30分はかかっていました。
今はPerplexityにこう入力するだけです。
「2026年 法人税 改正点 中小企業向け 詳細 出典付き」
すると、5分以内に出典リンク付きの要約が返ってきます。しかも2025年に追加された新機能「Comet」のおかげで、リアルタイムの情報収集と要約がさらに高速化されました。
実際に使ってみると、リサーチ1件あたり30分→5分に短縮。月20時間のリサーチが約3時間で済むようになりました!
リサーチのコツ
- クエリは具体的に書く(「法人税について」はNG。年度・対象・条件を含める)
- 出典は必ず原文で確認する(AIの要約だけを鵜呑みにしない)
- Pro版のフォーカス検索で「学術論文」や「ニュース」にソースを絞ると精度が上がります
【手順③】資料作成をPerplexity+Claudeで半自動化する
クライアントへの説明資料も、以前は1件2時間かかっていました。
今の流れはこうです。
- Perplexityで最新の制度情報を出典付きで取得(5分)
- その情報をClaudeにペーストして「クライアント向けに分かりやすく要約して」と指示(5分)
- 自分で内容を確認・修正して完成(20分)
2時間→30分です。月15時間の資料作成が約4時間に。ここだけで月11時間の節約になりました。
ちなみに、X(旧Twitter)では税理士の外林洋輝さん(@xat_t0b)もPerplexityのComputer機能を日常的に使って税務処理を効率化しているそうです。実務で使っている専門家がどんどん増えている印象ですね!
【手順④】仕訳チェックはClaude Code+freee連携で自動化
リサーチと資料作成だけで月28時間の削減でしたが、さらに仕訳チェックも効率化しました。
2026年に登場したClaude Codeを使うと、freeeのAPIと連携して未処理取引の取得、勘定科目の推定、登録まで自動化できます。
具体的な手順はこうです。
- Claude Codeに「freeeの未処理取引を取得して、勘定科目を推定・登録して」と指示
- APIが毎晩自動で実行される設定にする
- 翌朝、自分が確認・修正するだけ
1社あたりの月次処理時間が40分→15分に。30社で換算すると月12.5時間の削減です。
リサーチ17時間+資料作成11時間+仕訳チェック12.5時間で、合計約40時間。さらにメール対応やその他の細かい調べものでの時短を加えると、トータルで月60時間の節約になっています。
【注意点】AIに丸投げすると危険な3つのこと
ここまで読むと「全部AIに任せよう!」と思うかもしれませんが、絶対にやってはいけないことがあります。
- ①出典を確認しない:Perplexityの回答は高精度ですが、税法の解釈ミスはゼロではありません。必ず原文に当たってください
- ②数字をそのまま使う:金額や税率の計算はAIが間違えることがあります。電卓で必ずダブルチェック
- ③クライアントの機密情報をそのまま入力する:個人情報や企業の財務データを直接入力するのはリスクがあります。匿名化してから使いましょう
X上でも、ぴかり(@Pikari_fuku)さんが「感覚的な部分は人間判断を併用」と指摘していて、まさにその通りだと思います。
【まとめ】今日からできること
全部を一気に始める必要はありません。まずはこの3つだけやってみてください。
- Perplexityに無料登録する(perplexity.ai)
- 明日のリサーチ1件をPerplexityで試す(出典付きクエリで検索)
- かかった時間をメモする(Beforeの時間と比較)
私も最初は「1件だけ試してみよう」から始めました。それが今では月60時間の余白を生んでいます。空いた時間で顧問先との面談を増やせたし、正直、仕事の質も上がりました。
AIは仕事を奪うんじゃなくて、つまらない作業を引き受けてくれるパートナーなのかもしれない。最近、本気でそう思い始めています。
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ではまた、次のnoteでお会いしましょう💁🏻♀️