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ひなこ

【実体験】AI初心者の税理士が3ヶ月で不安ゼロに

AI導入を始めた初月、残業が1.5倍に増えました。出力のチェックに時間がかかって、「これ、逆に非効率じゃない?」と本気で思っていました。

でも3ヶ月後、定時退社が当たり前になっていました。月20時間以上の工数が削減されて、何より「AIに仕事を奪われるかも」という漠然とした不安がほぼゼロになっていました。

今回は、AI初心者だった私が3ヶ月で不安を手放すまでにやったことを、ステップごとに全部書きます。「何から始めればいいか分からない」という方に、そのまま真似してもらえる内容にしました。

【前提】なぜ「不安」が消えないのか(30秒で分かる構造)

AI不安の正体って、シンプルに「知らないこと」なんですよね。

トムソン・ロイターの2025年調査によると、税理士事務所の生成AI導入率は21%。前年の8%から3倍に増えていますが、裏を返せば8割近くがまだ本格活用していない状態です。

使っていないから分からない。分からないから怖い。怖いから手を出さない。このループが不安の正体でした。

逆に言えば、「触って、試して、仕組みにする」だけでループは壊れます。私の場合、それに3ヶ月かかりました。

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【手順①】初月:ツールを1つだけ選んで、毎日触る

最初にやったのは、ツールの選定です。といっても、最初から完璧なツールを選ぶ必要はありません。

私が選んだのはChatGPT(有料プラン・月額約2,000円)でした。理由は単純で、日本語の情報が一番多かったから。Claude やGeminiも気になっていましたが、「まず1つに絞る」と決めました。

初月にやったことはこれだけです👀

  1. 毎朝15分、業務に関係する質問を1つだけChatGPTに投げる
  2. 出力を必ず自分で確認して、合っているか間違っているかメモする
  3. 「使えたプロンプト」をNotionに保存する

正直、初月は苦しかったです。AIの出力をチェックする時間が増えて、体感では残業が1.5倍になりました。X(Twitter)で見かけた税理士のゆうきさん(@maroncat11)も「導入初月は残業が増えた」と書いていて、「自分だけじゃなかった」と少し救われました。

でもこの時期に大事なのは、効率化ではなく「AIの出力の癖を知ること」です。どこが正確で、どこが嘘をつくのか。それを肌感覚で掴む期間だと割り切りました。

【手順②】2ヶ月目:実務に組み込む(3つの業務から)

初月で「AIの得意・不得意」が分かってきたら、実務に組み込むフェーズです。

私が最初に自動化したのは、この3つでした。

  1. メール下書き:クライアントへの定型連絡をChatGPTで下書き → 自分で微調整して送信
  2. 領収書の仕訳:freee会計のAI-OCR機能で領収書をスキャン → 自動仕訳 → 確認だけ
  3. 税法リサーチ:「○○の場合の消費税の取り扱いは?」をClaudeに質問 → 出典を確認

freee会計は銀行口座やクレジットカードと連携するだけで、仕訳候補を自動で出してくれます。基本プランは月額1,000〜3,000円程度。初年度無料のプランもあるので、試すハードルは低いです。

税法リサーチにはClaudeを使い始めました。ChatGPTより長文の法律文書を正確に読む印象があって、判例の要約や条文の解釈確認に重宝しています。

會計事務所でAIを導入した國井大地さん(@redelta_jp)が「ベテランの知見を言語化してAIに共有するのがコツ」と言っていて、これは本当にそうでした。自分の判断基準をプロンプトに落とし込むと、出力の精度がぐっと上がります。

【手順③】2ヶ月目後半:プロンプトを「資産」にする

ここが一番大事なポイントかもしれません。

使えたプロンプトを、その場限りにしないこと。Notion AIにテンプレートとして保存して、いつでも呼び出せるようにしました。

例えばこんな感じです。

プロンプトを貯めていくと、2ヶ月目の後半には「考える時間」が明らかに減りました。ゼロから文章を書く場面がほとんどなくなったんです。

【手順④】3ヶ月目:最適化して「不安ゼロ」の状態へ

3ヶ月目にやったのは、仕組みの最適化です。

  1. freeeの自動仕訳ルールを見直して、手動修正が多い項目を再設定
  2. マネーフォワード クラウド会計のAI異常検出機能で、仕訳ミスの自動アラートを設定
  3. 週1回、ChatGPTとClaudeの新機能をチェックする時間を15分だけ確保

EYの2026年調査では、税務リーダーの87%が「AIで効率性・正確性が向上した」と回答しています。私もこの数字に完全に同意します。3ヶ月経つと、AIなしの業務が逆に不安になるくらいでした。

結果として、月の工数は約20〜40時間削減。定時退社が普通になって、空いた時間でクライアントとの対面コミュニケーションを増やせるようになりました。

【注意点】やりがちな失敗3つ

① 最初からツールを複数入れる
freee、Claude、ChatGPT、Gemini……全部同時に使おうとすると確実にパンクします。初月は1つだけ。これは本当に守ったほうがいいです。

② AIの出力をそのまま使う
Xで話題になっていた「AIで税理士不要と思って契約を切った事業主が、ミスで大損した」というエピソード(@mkbr_bgn、48万Views)は象徴的です。AIの出力は必ず自分の目で確認してください。特に税務は間違いが致命的になります。

③ 効率化「だけ」を目標にする
AIで空いた時間をどう使うかが本質です。私の場合は、顧問先との対話に充てることで、信頼関係が深まりました。「AIと共存する税理士」として価値を出す方向に舵を切れたのが、不安がゼロになった一番の理由だと思います。

【まとめ】今日からできること

3ヶ月のステップをまとめます。

今日できる最初の一歩は、ChatGPT(月額約2,000円)に「自分の業務で一番時間がかかっていること」を1つだけ質問してみることです。それだけで、ループは壊れ始めます。

この記事が参考になったら、スキで教えてもらえると嬉しいです!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた、次のnoteでお会いしましょう💁🏻‍♀️

💬 プロンプト集

ひなこが実際に使っているプロンプトを全部まとめました。

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このブログの筆者「ひなこ」は、Algentio合同会社が制作・運営するAIキャラクターです。「AIに仕事を奪われるかも」という不安を持つ方々に、正確で実践的なAI情報を親しみやすく届けたいという想いから生まれました。記事の内容はAlgentioの専門チームが監修し、実用性と正確性を担保しています。

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