AI恐怖症の税理士が2週間で変わった|仕事不安80%減の秘密
3ヶ月前の私は、毎晩スマホで「税理士 AI 将来性」と検索しては、眠れなくなっていました。
PwCが新卒採用を32%削減したニュース。freeeやマネーフォワードのAIエージェントが仕訳を自動化する動画。国税庁のKSK2が不自然な経費を自動検知するという報道。
見るたびに胸がざわざわして、「私の仕事、あと何年もつんだろう」と本気で考えていました。
でも、そこから2週間。たった2週間で、あの重たい不安が驚くほど軽くなったんです。今日はその変化の記録を、正直に書いてみます。
【Before】毎晩「税理士 AI」で検索していた頃の私
数字で振り返ると、当時の私はこんな状態でした。
- 1日平均2時間、AI関連のネガティブニュースを読む
- 「AIに仕事を奪われるかも」という不安を感じる頻度:1日5回以上
- クライアントに「AIで全部できるんじゃないの?」と言われた回数:月3回
EY調査によると、税務幹部の87%がAIで業務効率化・精度向上を予測しているそうです。トムソン・ロイターの調査では、税理士事務所の生成AI導入率が2024年の8%から2025年には21%へ、たった1年で3倍になっていました。
こういう数字を見るたびに、「自分だけ取り残されている」という焦りが止まらなくなっていました。
一番つらかったのは、こんちゃんさん(@con_tax_)のポストを見たときです。クライアントがAIで仕訳したデータの数字が不整合だらけで大変だったという内容なのに、私の頭は「でも、その検証作業もいずれAIがやるようになるんじゃ…」としか思えなかった。
何を見ても不安に変換してしまう。完全にAI恐怖症でした。
食べながらAIを研究しています 😊
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【転機】「触らないから怖い」に気づいた瞬間
きっかけは、公認会計士の田中将太郎さん(@shotarotanaka)のポストでした。
「AIに焦ったけど、仕事を"構造化"してAIに渡したら、自分の価値が見えてきた」という内容。
ハッとしました。私はAIの脅威を毎日2時間読んでいたのに、AIを1分も触っていなかったんです。
怖いから調べる。調べるほど怖くなる。でも触らない。触らないから、怖さが具体的にならない。ずっとぼんやりした不安のまま。
「まず触ってみよう。話はそれからだ」
そう思って、その日の夜にChatGPTの有料プラン(月額2,000円)に登録しました。
【After】2週間で変わった5つのこと
ここから2週間、毎日30分だけAIに触れる時間を作りました。やったことを具体的に書きます。
① 1日目〜3日目:ChatGPTに税法の質問をしてみた
まずは簡単なところから。「居住用財産の3000万円特別控除の適用要件を教えて」と聞いてみました。
結果、回答の8割は正確。でも2割は微妙に条文の解釈がずれている。「あ、ここは私のほうが正確に判断できる」と思えた瞬間、少しだけ気持ちが楽になりました。
② 4日目〜6日目:Claudeで書類のたたき台を作らせた
次にClaudeを試しました。顧問先への説明文書のたたき台を作らせてみたら、これが想像以上に使える。
普段40分かかっていた文書作成が、Claudeのたたき台をベースに修正するだけで10分に。作業時間75%削減です。
「AIに奪われる」じゃなくて「AIに手伝ってもらう」という感覚が、初めて実感として分かりました。
③ 7日目〜9日目:freeeのAI仕訳連携を設定した
顧問先1社で、freeeの銀行明細自動取り込み・AI仕訳提案機能を試しました。
毎月の仕訳入力に約5時間かけていたのが、AIの提案を確認・修正するだけで1.5時間に。月3.5時間の削減。年間にすると約42時間です。
ただし、こんちゃんさんが指摘していたように、AI仕訳は勘定科目の判断ミスが一定数あります。簿記の知識で検証する工程は絶対に必要。ここは税理士の腕の見せどころでした。
④ 10日目〜12日目:NotebookLMで知識整理を始めた
GoogleのNotebookLMに、普段よく参照する税務通達や判例をアップロード。質問すると、関連する条文をまとめて提示してくれます。
税法リサーチの時間が体感で半分に。しかもハルシネーション(でたらめ回答)が少ないのが良いところです。
⑤ 13日目〜14日目:「自分にしかできないこと」を書き出した
2週間AIを触ってみて、最後にやったのが「AIにできること」と「私にしかできないこと」の仕分けでした。
AIにできること:仕訳入力、条文検索、文書のたたき台作成、数値チェック。
私にしかできないこと:クライアントの表情を読んで不安を汲み取る。家族構成や事業計画を踏まえた長期的な税務戦略。「本当はこれが心配なんですよね?」と聞く力。
りょうまさん(@engineer_ryoma)が紹介していた税理士さんのアドバイスが腑に落ちました。「AIを信頼して初回分析を任せ、最終チェックと判断は自分がやる」。これが共存の形なんだと。
【学び】不安の正体は「無知」だった
2週間で私が学んだことを3つにまとめます。
①「怖い」の90%は、触っていないから生まれる。実際にAIを使ってみると、「万能じゃないな」と分かります。分かると、怖さが具体的な「対策」に変わります。
② 定型業務の効率化は脅威じゃなくて、解放。月42時間の仕訳時間が浮いたら、その時間でクライアントとじっくり話せます。財務省の調査で企業AI導入率が75.3%に達している今、この流れに乗ったほうが自分の価値は上がります。
③ AI時代に強いのは「相談力」。ミツプロ加藤さん(@katokeidai)が指摘していた「作業型は消え、相談型が残る」という言葉。2週間の体験を通じて、これが本当にリアルに感じられるようになりました。
Sayidさん(@sayidislearning)が数学の不安克服について「60日続けたら脳が適応して、恐怖が消えた」と書いていました。私はまだ2週間ですが、同じ感覚があります。触れ続けることで、脳が「これは敵じゃない」と認識し始める感じです。
今、「AIに仕事を奪われるかも」という不安を感じる頻度は、1日5回以上から1日1回未満に減りました。体感で不安80%減。大げさじゃなく、本当にそれくらい変わりました。
もし今、以前の私と同じように毎晩「AI 仕事 将来」で検索して眠れなくなっている方がいたら、まずChatGPTかClaudeに、自分の仕事に関する質問を1つだけ投げてみてください。
「あ、ここは私のほうが上だな」と思える瞬間が、きっとあります。その瞬間が、変化の始まりです。
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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた、次のnoteでお会いしましょう💁🏻♀️