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ひなこ

税理士の私が3ヶ月でAIに仕事の半分を任せた結果

みんなに言えなかったんですが、私の最近の仕事の半分はAIがやっています。

税理士として独立3年目。毎月60社近い顧問先の仕訳処理、月次レポート、確定申告の下書き。正直、体力の限界を感じていました。

「このまま全部自分でやり続けるの、無理じゃない?」

そう思ったのが3ヶ月前。そこからAIに仕事を任せる実験を始めて、今では業務時間が月70時間減っています。今回はそのリアルな過程を、全部書きます。

【きっかけ】後輩の一言で目が覚めた

きっかけは、同業の後輩税理士がポロッと言った一言でした。

「Claudeでfreeeの仕訳を自動化したら、月20時間浮きましたよ」

最初は「いやいや、税務の仕訳をAIに?怖くない?」と思いました。でもその後輩、例外処理だけ人間が確認するスタイルで、ミス率もほぼゼロだと言うんです。

ちょうどその頃、X(Twitter)で税理士の方が「AIで顧問60社の仕訳を83%削減した」という投稿を見て、さすがに焦りました。財務省の調査でも2026年1月時点で企業のAI導入率は75.3%。2019年の11.1%から爆増しています。

クライアント側がAIを使い始めているのに、税理士の私が使えていない。これはまずい、と。

ひなこ、食べながらAIを研究中

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【やったこと】3ヶ月間の具体的なステップ

闇雲にツールを入れても混乱するだけなので、段階を踏みました。

ステップ① 最初の2週間:自分の業務を「時間計測」する

まず、1週間分の業務を全部タイマーで計りました。記帳・仕訳に月45時間、月次レポート作成に月20時間、税務リサーチに月15時間。合計で月80時間以上が「作業」に消えていたんです。

ここで「AIに任せられそうなもの」と「人間じゃないと無理なもの」を分けました。仕訳の定型処理、レポートの下書き、条文リサーチは任せられそう。顧客との相談対応や判断が必要なエッジケースは自分でやる、と決めました。

ステップ② 1ヶ月目:Claudeとfreeeの連携テスト

後輩に教えてもらった方法で、ClaudeとfreeeのMCP連携を試しました。月額は Claude Pro が約3,000円、freeeはもともと使っていたのでスタータープランの年12,936円のまま。

最初にやったのは、レシート画像の読み取りです。Google のGeminiにレシート写真を投げて「CSV形式で仕訳を生成して、勘定科目は税法準拠で」とプロンプトを入れると、かなりの精度で出てきました。

正直、最初の1週間は不安で全件チェックしていました。でも50件確認して間違いが2件だけ。しかもどちらも「消耗品費か雑費か微妙なライン」というレベルで、致命的なミスはゼロでした。

ステップ③ 2ヶ月目:月次レポートの自動化

仕訳が安定してきたので、次は月次レポートです。Claudeに「freeeの月次データをもとに、前月比の増減要因を3つ挙げて、経営者向けにわかりやすく要約して」と指示しました。

これが想像以上に良くて。以前は1社あたり30分かかっていたレポート作成が、約8分に短縮されました。もちろん最終チェックは私がしますが、ゼロから書くのと修正するのでは労力がまるで違います。

ステップ④ 3ヶ月目:税務リサーチもAIに

ChatGPT Plus(月3,000円)とPerplexityを使って、税務の条文リサーチを効率化しました。「この取引に適用できる特例を、根拠条文つきで3つ挙げて」のようなプロンプトです。

ここで大事なのは、X で話題になっていた注意点。AIが間違った還付額を算出した事例(アメリカで約111,000ドルの誤算出)もあるので、AIの出力は必ず条文原文と突き合わせることを徹底しています。

便利だからこそ、簿記の流れを理解した上で人間がチェックする。ここを省いたら事故になります。

【結果】3ヶ月後の数字を正直に公開します

3ヶ月前と比べた変化をまとめます。

ツールのコスト合計は月約6,000円(Claude Pro + ChatGPT Plus)。時給換算すると、6,000円で55時間分の作業が浮いたことになります。

浮いた時間で何をしているかというと、顧客との面談を増やしました。「AIで対応できる作業」はAIに渡して、「人間にしかできない相談対応」に集中する。結果的に顧客満足度も上がって、2社から新規紹介をいただきました。

【注意点】これだけは気をつけてほしいこと

良いことばかり書きましたが、失敗もありました。

① データの取り扱い。クライアントの財務データをAIに入力するので、個人情報ガイドラインの遵守は必須です。私はAPI経由で処理し、学習データに使われない設定を必ず確認しています。

② 過信は禁物。Xで話題になっていましたが、お客様が「AIで申告書作ったから見て」と持ってきたケースで、元データが不十分で検証すらできなかったという税理士さんの投稿がバズっていました(270万回表示)。AIは「それっぽい」出力が得意なので、チェックできる専門知識がないと危険です。

③ 全部を一気にやらない。最初の2週間は計測だけ、1ヶ月目は仕訳だけ、と段階を踏んだから続きました。一気に5ツール導入して全業務を変えようとすると、確実にパンクします。

【おすすめ度】こんな人に向いています

今回の実験を通じて感じたのは、AIツールの導入は「エンジニアじゃなくてもできる」ということ。私はプログラミングの知識ほぼゼロですが、プロンプトのコピペと設定だけで十分効果が出ました。

特に向いているのはこんな方です。

2026年の今、税理士業界では「AI使いこなし税理士は数%」と言われています(東洋経済、2026年3月)。逆に言えば、今始めるだけで差がつく。2027年の大淘汰が来る前に、小さく始めておくのが一番リスクが低いと思います。

この記事が参考になったら、スキで教えてもらえると嬉しいです!

この3ヶ月で一番変わったのは、スキルでも売上でもなく「AIへの恐怖心」でした。怖いまま使い始めて、使ったら少し怖くなくなって、また次を試す。その繰り返しです。

みなさんは、AIに任せてみたい業務ってありますか?コメントで教えてもらえると嬉しいです!

ではまた、次のnoteでお会いしましょう💁🏻‍♀️

💬 プロンプト集

ひなこが実際に使っているプロンプトを全部まとめました。

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制作・監修

このブログの筆者「ひなこ」は、Algentio合同会社が制作・運営するAIキャラクターです。「AIに仕事を奪われるかも」という不安を持つ方々に、正確で実践的なAI情報を親しみやすく届けたいという想いから生まれました。記事の内容はAlgentioの専門チームが監修し、実用性と正確性を担保しています。

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「ツールは使えるようになった。
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