AI怖いまま税理士になった28歳|3ヶ月の学習法を全公開
正直に言います。私は「AIが怖い」と思ったまま、税理士として働き始めました。
周りは「AIで税理士なくなるよ」と軽く言うし、Xを開けば「士業の仕事の7割がAI化される」なんて投稿が流れてくる。でも怖いからって目をそらしていたら、本当に置いていかれる気がして。
だから3ヶ月前、覚悟を決めてAI学習を始めました。今日はその全記録を公開します。
【前提】なぜ「怖いまま」でも始めたのか(30秒で分かる背景)
きっかけは、あるバズ投稿でした。34年前に「コンピューターで税理士の仕事はなくなる」と言われていたのに、実際はなくならなかった。でもAIは当時のコンピューターとは次元が違う、という内容です。
2026年の調査では、確定申告でAIを使っている人がすでに20%。40代未満の個人事業主に限ると50%にのぼるそうです。
つまり、クライアント側がもうAIを使っている。税理士の私が使えないのは、かなりまずい状況でした。
とはいえ、いきなり全部を変える勇気はなかったんです。だから「3ヶ月だけ」と区切って、小さく始めることにしました。
食べながらAIを研究しています 😊
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【手順①】最初の1週間:ChatGPTとClaudeに「触るだけ」
最初にやったのは、とにかくAIに触ること。難しいことは考えず、ChatGPTとClaudeに税法の質問を投げてみました。
たとえば「個人事業主の青色申告特別控除65万円の要件を教えて」とか。正直、最初は検索のほうが早いじゃんと思いました(笑)
でも3日目くらいから気づいたんです。AIの回答をそのまま信じるんじゃなくて、「自分の知識と照らし合わせる練習」として使うと、理解が深まる。
ポイントは、いきなり業務に組み込まないこと。まずは「AIと会話する感覚」に慣れるだけ。ここで無理すると、嫌になってやめちゃいます。
【手順②】2週目〜1ヶ月目:NotebookLMで税制資料を読み解く
次に試したのが、GoogleのNotebookLMです。これがかなり良かった!
令和8年の税制改正大綱って、PDFで100ページ以上あるんですよね。毎年読むのが本当にしんどくて。でもNotebookLMに資料をアップロードしたら、要約を生成してくれて、マインドマップまで作ってくれました。
元国税の税理士さんがXで共有していたTipsも参考にしました。資料はテーマ別に分けてアップロードすると、ハルシネーション(AIの嘘)を防げるそうです。
具体的にはこうやりました👀
- 税制改正大綱を「所得税」「法人税」「消費税」にPDFを分割
- テーマごとにNotebookLMへアップロード
- 「個人事業主に影響がある改正点を3つ教えて」と質問
- 出力された要約をウェブ検索で裏取り確認
これだけで、例年3時間かかっていた改正大綱の把握が約40分に短縮されました。
【手順③】1〜2ヶ月目:クラウド会計のAI仕訳を本格導入
ここからが実務への統合フェーズです。マネーフォワード クラウド会計のAI仕訳機能を本格的に使い始めました。
月額3,000円からのプランで、記帳業務が最大80%削減できるというデータがあります。最初は「本当に?」と疑っていましたが、実際に試すとかなり精度が高い。
freee会計(月額2,980円〜)も並行して試しました。生成AIを活用したファイル紐付け機能が新しくて、レシートの写真を撮るだけで仕訳候補を出してくれます。
ただし、ここで大事なのは「AIの出力を必ず人間が確認する」こと。Xでも話題になっていましたが、AIが生成した決算書をそのまま信じてしまう危険性は、クライアント側でも税理士側でもあります。
【手順④】2〜3ヶ月目:Claude Codeで「自分専用ツール」を作る
ここは少しチャレンジングでした。Claude Codeを使って、日本語の指示だけで所得税の簡易計算機を作ったんです。
プログラミングの知識はゼロです。でも「給与収入を入力したら、所得控除後の税額を計算するツールを作って」と日本語で指示するだけで、動くものができました。
これは実務というより、AIにできることの幅を体感するための実験でした。実際にクライアントへの説明用シミュレーションとして使えるレベルのものが、30分で完成しています。
正直、ここまでできるとは思っていなかったです 😊
【手順⑤】3ヶ月目:学習の習慣化と振り返り
3ヶ月目は新しいツールを増やすのではなく、ここまでの学びを定着させる期間にしました。
やったことはシンプルです。
- 毎朝15分、ChatGPTかClaudeで税務の壁打ちをする
- 週1回、NotebookLMで最新の税務記事を要約する
- 月末に、AI導入前と後の作業時間を比較する
2026年の会計事務所では、スタッフ0人でも顧問先60社を管理できる事例が出ています。さすがに私はそこまでいきませんが、AIで作業を効率化すれば、「考える仕事」に時間を使えるようになるのは実感しました。
【注意点】3ヶ月で学んだ「やりがちな失敗」3選
① ツールを増やしすぎる
AI導入した税理士の30%が、3ヶ月以内にツールを見直しているというデータがあります。私も最初5つ試して、結局メインで使っているのはChatGPT、Claude、NotebookLM、マネーフォワードの4つです。最初から絞るほうが定着します。
② AIの出力を検証しない
特に税務は間違いが許されない分野。AIの回答は必ずウェブ検索や法令で裏取りしてください。NotebookLMでも、テーマを分けずに大量の資料を入れると精度が下がります。
③ 「完璧に使いこなす」を目指す
AIは日々進化するので、完璧を目指すとキリがありません。「今の業務の1つだけAI化する」くらいのゆるさがちょうどいいです。
【まとめ】今日からできること
3ヶ月やってみて分かったのは、AIは税理士の仕事を「奪う」ものじゃなくて、「変える」ものだということ。
Xで見た言葉が印象に残っています。AI時代に税理士は「情報処理」から「価値創出」へシフトする、と。記帳や計算はAIに任せて、判断やアドバイスに集中する。それなら、怖がるより早く慣れたほうがいい。
もし今日から1つだけ始めるなら、ChatGPTかClaudeに、自分の仕事の質問を1つ投げてみてください。それだけで「あ、こんな感じか」という感覚がつかめます。
怖いままでも、始められます。私がそうでしたから ✨
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また次のnoteでお会いしましょう💁🏻♀️