【保存版】税理士の私がAIに仕事奪われない3つの対策
正直に言います。税理士の仕事の92.5%は、AIで代替可能だと言われています。
これ、野村総研とオックスフォード大学の共同研究で出た数字なんですが、初めて見たとき本気で震えました。しかも2026年現在、定型業務に限れば94%超という話もあります。
でも、私はまだ税理士を続けています。むしろ最近、仕事が増えています。
なぜか。それは「AIに奪われない領域」に意識的にシフトしたからです。今回は、私が実際にやっている3つの対策を全部書きます。
【前提】税理士業界、今こうなっています
まず現状を整理させてください。
PwC税理士法人の実証実験では、生成AIで法人税申告の下書きを作ったところ、正答率97%。所要時間も30〜40%短縮されたそうです。
freeeやマネーフォワードはAI自動仕訳がどんどん賢くなっていて、中小企業のAI会計導入率は58%に到達しています。国税庁もKSK2というAIシステムを導入して、相続税申告の審査や異常値検知を始めました。
つまり「入力する」「計算する」「チェックする」という税理士の基本動作は、かなりAIに置き換わりつつあります。
じゃあ、私たちはどうすればいいのか。
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① 【効率化】AIを「部下」として使い倒す
まず最初にやったのは、AIを敵ではなく「優秀な部下」として使うことでした。
具体的に私がやっていることはこの3つです。
- freeeの自動仕訳で記帳作業を月10時間→2時間に短縮
- Claudeで試算表の分析レポート下書きを作成(80%の精度で出てくるので、修正だけで済む)
- ChatGPTでクライアントへのメール下書きを自動生成
税理士のゆうきさん(@maroncat11)も、AIで議事録作成を5分に短縮して定時帰りを実現したと発信されていました。私も同じ感覚です。
ポイントは「AIの出力をそのまま使わない」こと。あくまで下書き扱いで、最終チェックは必ず自分でやります。PwCの97%正答率は裏を返せば3%は間違っているということ。その3%を見抜けるのが、人間の税理士の価値です。
あと、國井大地さん(@redelta_jp)が紹介していた「プロンプトに『反論してくれ』と入れる」テクニック、これは本当に使えます。Claudeに税務判断を聞くとき、「この判断に反論してください」と追加するだけで、見落としていたリスクに気づけることがあります。
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② 【付加価値化】AIにできない「相談」に全振りする
効率化で浮いた時間を何に使うか。ここが一番大事です。
私の答えは「コンサルティング寄りの仕事に振る」でした。
具体的には、こんな業務です。
- 節税提案(クライアントの事業計画を聞いて、最適な税務戦略を設計する)
- 経営相談(数字の裏にある「なぜ売上が落ちたか」を一緒に考える)
- 相続・事業承継のサポート(家族関係や感情が絡む領域)
AIは「正しい答え」を出すのは得意です。でも「クライアントの不安を聞いて、一緒に悩む」ことはできません。
大野修平さん(@Shuhei_Ohno)が言っていた「AIは条文リサーチ担当、人間はメタスキル(論点設計・疑う力)で差別化」という考え方、私もまさにこれだと思っています。
実際、りょうまさん(@engineer_ryoma)も「税理士がAIの答えを最終チェックする、という姿勢がクライアントの信頼につながっている」と書いていました。「AIも使いこなしつつ、最後は人間が判断します」と言える税理士のほうが、むしろ信頼されるんです。
月10時間をAI学習に充てて、残りの浮いた時間をコンサル業務にシフト。これだけで顧問料を見直せた事例もあります。
③ 【防衛】書面添付と言語化で「AI調査時代」に備える
3つ目は、ちょっと専門的ですが、めちゃくちゃ重要な話です。
国税庁が2025年7月に導入したKSK2というAIシステム。これ、相続税の申告書を自動審査して、異常値を検知して、さらにSNS情報まで突合するらしいんです。
つまり、税務調査の対象選定にAIが使われる時代がもう来ています。
ここで効いてくるのが「書面添付制度」です。申告書に税理士が「なぜこの数字になったか」の理由書を添付する制度なんですが、これをきちんとやっている申告書は、調査前に税理士への意見聴取だけで済むケースが多いんです。
私がやっていることはこの3つです。
- 書面添付で変動理由を具体的に記載する(「売上が20%減少した背景は〇〇」など)
- 法人事業概況説明書に、数字の背景をしっかり言語化する
- クライアントの経理をクラウド化して、データの透明性を高める
AIが審査する時代だからこそ、「人間が言語化した文脈」の価値が上がっています。AIは数字の異常値は見つけられますが、「なぜその数字になったか」のストーリーは読めませんから。
【まとめ】一番大事なのは「AI側に立つ」こと
3つの対策をまとめると、こうなります。
- 効率化:freee・Claude・ChatGPTを部下として使い、定型業務を月8時間以上削減する
- 付加価値化:浮いた時間をコンサル・相談業務にシフトして、AIにできない領域で勝負する
- 防衛:書面添付と言語化で、AI税務調査時代に備える
登録税理士は8万2,000人超いて、平均年齢は60歳超。20代の比率はわずか0.6%です。
これって、若い世代がAIを使いこなせれば、圧倒的に有利なポジションが取れるということでもあります。松田理花さん(@matsuda_ops)も「AI活用税理士が増えることで、業界全体の生産性が上がる」と言っていましたが、本当にその通りだと思います。
怖がっていた頃の自分に言いたいのは、「AIに奪われる側」ではなく「AIを使う側」に立つだけで、景色がまったく変わるということです。
みなさんはAIとの付き合い方、どうしていますか?コメントで教えてもらえると嬉しいです!
ではまた💁🏻♀️