正直に言います。AIに負けない税理士になるには3つしかない
正直に言います。税理士の仕事の40%は、もうAIのほうが正確です。
これ、誰かの受け売りじゃなくて、私が自分の業務を3ヶ月かけて検証した結果です。記帳代行、経費分類、税制リサーチ、文書の下書き。全部試しました。
で、分かったのは「AIに負けない税理士」になるために必要なことって、実は3つしかないということ。今回はその検証の全記録を書きます。
【きっかけ】後輩の一言で目が覚めた
きっかけは、後輩が「ひなこさん、これChatGPTに聞いたら5分で出ましたよ」って言ってきたことでした。
私が30分かけて調べていた税制改正の要点を、後輩はChatGPTで要約させて、しかも正確だった。正直、泣きそうになりました(笑)
X(Twitter)でも話題になっていましたが、士業AI代替ランキングで税理士は2位。スタッフ0人でClaude Codeだけで60社の顧問先を対応している税理士さんもいるらしい。
「これ、本気でやらないとまずい」と思って、自分の業務を全部洗い出して、AIに置き換えられる部分を検証することにしました。
食べながらAIを研究しています 😊
ひなこのむきうしゅ(大食い)チャンネル
仕事の合間にひたすら食べています😋 @hinako_taberu でフォローしてね!
【やったこと】3ヶ月間、自分の業務をAIで置き換えてみた
やったことはシンプルです。3ステップで進めました。
①まず、業務の時間を計測した
1週間、全業務にかかる時間を記録しました。結果はこんな感じです。
- 記帳代行・仕訳入力:月あたり約40時間
- 税制リサーチ・通達確認:月あたり約15時間
- メール・文書作成:月あたり約10時間
- クライアント面談・経営相談:月あたり約20時間
- 税務調査対応・判断業務:月あたり約10時間
合計で月95時間くらい。このうち、どこまでAIに任せられるか試しました。
②ツールを選んで、実際に業務に投入した
使ったツールはこの4つです。
- Claude(Teamプラン):税制改正の要約、判例分析、長文の通達読み込み。月額約25USD/人
- ChatGPT:メール下書き、クライアント向け説明文の作成。月額約3,000円
- freee会計:銀行・カード明細の自動取込+AI仕訳提案。既に導入済み
- NotebookLM:税制改正大綱のPDFを放り込んで、要約+質問対応。無料
特にNotebookLMは衝撃でした。150ページの税制改正大綱を放り込んだら、15分で構造化された要約が出てきた。私が読み込むと半日かかる作業です。
③3ヶ月後、時間配分の変化を記録した
Before→Afterを数字で出しました。ここが一番大事なところです。
- 記帳代行:月40時間 → 月18時間(55%削減)
- 税制リサーチ:月15時間 → 月5時間(67%削減)
- メール・文書作成:月10時間 → 月3時間(70%削減)
- クライアント面談:月20時間 → 月30時間(増やした)
- 税務調査対応:月10時間 → 月12時間(増やした)
合計で月95時間 → 月68時間。浮いた27時間を、面談と調査対応に回しました。
【結果】AIに負けない税理士に必要な3つのこと
3ヶ月やってみて、はっきり分かったことがあります。
「AIに負けない」って、AIより速くなることじゃない。AIにできないことに時間を使うことです。
具体的には、この3つでした。
①「作業」を手放して「判断」に集中する
記帳、経費分類、摘要作成。これはもうAIのほうが速くて正確です。
X上でも話題になっていましたが、AIには「整理・分類・下書き」を任せて、最終確認は人間がやる。このスタンスが一番うまくいきました。
逆に、AIの出力をそのまま使うのは危険です。税法の解釈は微妙なニュアンスがあるので、「AIが出した答えが合ってるか判断できる力」が必要になります。
②クライアントの「経営相談相手」になる
ある経営者の方が「AIに聞けば税金の計算はできる。でも、うちの会社の将来を一緒に考えてくれるのは先生だけ」と言ってくれました。
これ、すごく大事なポイントです。月額980円のAI税務顧問サービスが出てきている今、「計算が正確」だけでは差別化できません。
私は浮いた時間で、クライアントとの面談を月20時間から30時間に増やしました。結果、経営提案の件数が月2件から4件に倍増。顧問料の値上げ交渉もスムーズになりました。
③AIツールを「自分の武器」として使いこなす
Claude Codeで源泉所得税の集計を自動化している税理士さん、freeeのデータをAIに渡して経営者向け説明文を自動生成している事務所。実際にX上で実践共有されています。
私もClaude Teamプランを導入してから、Google Drive連携で資料のアップロードが不要になりました。情報管理が一元化されて、セキュリティ面も安心です。
大事なのは「AIに仕事を奪われる側」ではなく「AIを使って仕事の質を上げる側」に立つこと。ツールへの投資は月5,000円程度ですが、削減できた時間は月27時間。時給換算で十分すぎるリターンです。
【おすすめ度】こんな人にこそ試してほしい
「AIが怖い」と思っている士業の方。その気持ち、めちゃくちゃ分かります。私もそうでした。
でも、3ヶ月試して分かったのは、怖がっている時間が一番もったいないということです。
まずはNotebookLM(無料)に、自分がよく読む通達や改正大綱を1つ放り込んでみてください。それだけで「あ、これ使えるかも」って感覚が掴めます。
そこからChatGPTでメール下書き、Claudeで税制リサーチ。段階的に広げていけば、3ヶ月後には「AIに負けない」じゃなくて「AIと一緒に戦える」自分になっているはずです。
この記事が参考になったら、スキで教えてもらえると嬉しいです!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
みなさんは普段の仕事でAIをどう使っていますか?コメントで教えてもらえると嬉しいです!
ではまた💁🏻♀️